TOMOS いつものやつで
1R(17.15㎡)
賑わう大通りから少しだけ離れた、1Kマンション。この部屋に住むanriさんは、「こもりたくなる空間づくり」をテーマに、インテリア選びからレイアウトまでこだわられています。限られたスペースの中でも、居心地の良い住まいになるよう楽しむ。感性と工夫が光る空間について伺います。
text & photo : Tsubottle
職場へはもちろん、飲むのが好きで、中心街に近いエリアを求めてアクセスの良いこの部屋に引っ越してきたというanriさん。「職場に歩いて通える距離に住みたくて」と話す彼女ですが、決め手になったのはそのアクセスだけではありません。
「色は3色まで」を自分のルールにしているanriさんらしい、絶妙なバランスとこだわりがそこにありました。
リビングの奥、窓際に設えられたスペースは、もうひとつのお気に入り。“植物が主役”の舞台のように、窓辺やドローアラインに置かれたグリーンたちが、日の光を受けて静かに揺れています。
「ベッドを奥に寄せたこともありましたが、部屋の形が斜めで収まりが悪かったんです。そのデッドスペースを上手く使いたいと思いました。」
暮らしの中心にグリーンがあるその佇まいには、癒しと活力の両方が感じられました。
「インテリアは、色と質感で整える」。anriさんの部屋づくりには、はっきりとしたルールがあります。「色は基本3色まで」と決めており、メインは緑・青・白。そこに差し色として、黄色のIKEAのキッズチェアや、赤味のある時計などを加えています。
気分転換に模様替えを取り入れるのも習慣のひとつだと話すanriさん。「今のレイアウトで8〜9割完成してますが、時々変えることで気持ちがリフレッシュできるんです。」食事をするスペースと、ご褒美時間を過ごすスペースとで机を使い分けるなど、スペース毎に役割を持たせているのも特徴的でした。
次に住むなら、1LDKで空間が分けられるお部屋が希望。部屋ごとにテイストを変えて楽しんでみたいのだそう。
「自分が自分らしくいられる空間づくり」は変わらず大切にして、色の選び方も、家具の配置も、どれも“好き”を軸に考え抜かれているanriさん。
居心地の良さを大切にした今のお部屋は、自身にとって住まいを考えるきっかけとして、また次の住まいにも繋がる大切な空間になっていました。
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Tsubottle(つぼとる)
Tsubottle(つぼとる)
福岡県出身。アメリカはポートランドで写真を始め、京都・東京・福岡を中心に全国へ素敵な住まいと人の物語を記録と記憶に残しながら旅をする写真家。あなたのお住まいにもぜひ。コーヒー、ビール、美味しいご飯があれば、どんな場所でも幸せに暮らせるタイプです。
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